医療情報システムに含まれるオーダリング・医事会計・看護支援について解説 | 株式会社コムズ・ブレイン

病院には不特定多数の患者が訪れるため、厳重な管理を必要とする情報が多く発生します。これまでそういった各種情報は、手作業や口頭で管理が行われてきました。これらをコンピュータや電子機器を用いてシステムとしてまとめると、作業の効率化だけでなく、より厳重な管理が可能です。

医療情報システムに含まれる代表的なものには、「オーダリング」「医事会計」「看護支援」がありますが、医療情報システムの導入を検討している段階では、これらについてイメージがわかないという担当者もいらっしゃるでしょう。

そこで、こちらでは医療情報システムの基本に加え、オーダリング・医事会計・看護支援について解説します。

医療情報システムとは?

コンピューターを確認する看護師

医療情報システムとは、医療に関する各種データをコンピュータや電子機器を用いてまとめたものです。昨今の病院やクリニックで幅広く取り入れられており、取り扱われる情報のほとんどがシステム化されています。

厚生労働省と通商産業省(現:経済産業省)が、1974年に医療情報システムの普及や研究のために推進しました。

医療に関する各種データは非常に多岐にわたり、ざっとわけても、医師が行った検査の結果、カルテ、会計、処方といったものが挙げられます。

電子化されることで取り扱いが便利になった反面、医療で取り扱われる情報はプライバシーの尊重が必至であるため、その管理は慎重に行わなければいけません。また、コンピュータや電子機器を取り扱っているため、システムになんらかのトラブルが発生して止まってしまうと、救急の対応など実務に大きな支障を及ぼしてしまうでしょう。

コンピュータや電子機器を扱うという点で、このように懸念される問題は絶えません。しかしながら、これらの機器を用いることで人手を遥かに超えたスピーディな作業が可能になります。その大きなメリットは、ハードルとなる問題を踏まえても余りあるほどです。

株式会社コムズ・ブレインでも、自社で開発を行った総合医療情報システムを提供していますので、ぜひご相談ください。

医療情報システムに含まれる電子カルテ・オーダリング・医事会計・看護支援

指をさす医師

医療情報システムに含まれる代表的なものには、

  • 電子カルテ
  • オーダリング
  • 医事会計
  • 看護支援

といったものが挙げられます。

カルテの電子化、すなわち電子カルテは医療情報システムにおける主要システムです。電子化に伴ってすべての電子カルテには厳守されるべき3つの決まりがあります。

「責任を明確にし、改ざんや書き換えを防ぐこと」「必要なタイミングに合わせて書面に表せる状態にしておくこと」「復元ができる状態で法令に則り保存しておくこと」の3つです。

オーダリングとは

オーダリングは、医師が指示した処方や検査などを電子化して、システムにまとめたものをいいます。これまで口頭や手書きで行っていたものを電子化すると、作成や伝達にかかる時間の大幅な短縮が可能になります。また、医師や看護師間で容易に共有できる他、間違いの軽減にもつながります。

オーダリングと医事会計

オーダリングには医事会計も含まれます。医療での会計作業は非常に複雑です。検査や処置ごとに細かい計算が必要になる他、入院していた場合はさらに増えます。このような情報をシステム化してまとめることで、スムーズな作業が可能になります。

看護支援について

電子カルテ、オーダリング、医事会計。これらの電子化だけでも十分に実務の大幅な効率化が叶いますが、もう一点欠かせないのが看護支援です。

多くの患者と接する必要があり、病院内のベッド、患者一人ひとりに必要な看護情報、看護計画、退院管理、日誌など、行わなければいけない事務作業は膨大にあります。これらをすべてシステム化し管理できれば、大幅な効率化が図れるだけでなく、ミスを減らすことにもつながります。

医療情報システムをお探しでしたら、ぜひ株式会社コムズ・ブレインの製品をチェックしてみてください。

医療情報システムを導入することで多くが効率化される

医療情報システムの導入によって、電子カルテ、看護支援、オーダリング、医事会計これらをはじめとした院内の多くのデータをスムーズに管理できます。もちろん、すべての医療情報システムを取り入れれば、それだけ効率化されるというわけではありません。

必要以上の規模を導入すれば機能を持て余してしまうこともあるでしょう。病院の規模に合わせて、最適な医療情報システムを検討してください。株式会社コムズ・ブレインは、そのお手伝いができます。

製品に関する詳しい内容や導入方法、またお見積りなどのお問い合わせは、営業部までご連絡ください。

医療情報システムの導入をお考えなら株式会社コムズ・ブレインまで

会社名 株式会社コムズ・ブレイン/KOMTH Brains, Inc.
住所 〒530-0027 大阪府大阪市北区堂山町4-4 阪急東ビル7F
TEL 06-6809-3941
URL https://www.komth.com/
資本金 1億5000万円
代表取締役社長 立山智崇
取引銀行 三井住友銀行
設立 平成18年8月1日
事業内容
  • 電子カルテシステム・オーダリングシステムを中心とした医療情報システムの開発・販売・保守。
  • 医療情報システムの導入に関わるコンサルティング